今回は、モデルナ製の新型コロナワクチンを接種した記録を紹介します。
経過記録が気になる方は、目次より「ワクチン接種記録」へ飛んでください。
ワクチン接種の理由
私がワクチン接種を希望した理由は、2点あります。
1点目は、抗体をつくることです。インフルエンザですらワクチンを打つのですから、新型コロナウイルスのワクチンも打っておくべきではないかと考えました。
2点目は、興味本位です。まだ、自身の周りに接種をした方がいなかったのもあり、「実際のところ、接種したらどうなるのだろうか」という好奇心のもとに、希望しました。
以上の2つの理由から、私はワクチン接種を希望しました。しかし、SNSで検索すると、ワクチン接種後に死亡してしまった(若者であっても)という事例があったそうで、若干の不安を抱えていました。
接種したワクチン
私が接種したのは、モデルナ製のワクチンでした。
事前に調べたところ、厚生労働省がその主な副反応について情報発信(こちら)をしており、「注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱など」があるそうでした。
厚生労働省の研究班が行った分析(自衛隊員1456人への接種後の症状:詳しくはこちら)によると、あらゆる症状のピークは「翌日」ということでした。
個人的に一番気がかりであった発熱は、翌日でも4%の人のみが37.5度以上を記録したそうで、ほとんど熱がでないという事実に、安堵をしたのを覚えています。
ワクチン接種記録
15時を過ぎたあたりから頭痛や注射した箇所への違和感を感じ始めましたが、特に業務に支障をきたすほどではありませんでした。
帰宅後、夕食やお風呂も問題なく終えることができました。ただ、注射を行った腕側に横になることはできませんでした。
この選択が、大正解でした。
起床すると、肩の痛みは増し、少し赤みを帯びていました。
また、食欲はなく、倦怠感と少量の吐き気がありました。
熱は11時に記録した38.7度を頂きに、20時になるまで38度台を維持し続けました。
一日の9割を睡眠に使い全力で休みました。
7時台に再度図ると、36.5度に戻り、就寝前の23時に測ったところ、その時点でも36.5度でした。
方の赤みも引いていきましたが、まだ横向きになって眠るのは快適ではありませんでした。
横になって眠ることができ、快適です。
日常生活で支障をきたすことはなくなりました。
用意しておいた方がよいもの
今回の体験をふまえて、接種前に用意しておくべきものをご紹介します。
▼手短に栄養補給ができるもの
・ウィダーinゼリー
体調が悪く辛いときに、手っ取り早く栄養を補給できるウィダーinゼリーは神です。
・ヨーグルト
日常生活でも不足しがちなビタミンDを摂取するためです。ヨーグルトは固形物ではないので異に負担がかかりませんし、種類が豊富で様々な味を選べる点がおすすめポイントです。辛いときって、どうしても食べ物が喉を通らなかったりしますが、好きな味のヨーグルトなら、するっといけちゃいます。
▼水分補給ができるもの
・OS1
脱水症のための食事療法に用いる経口補水液で、発熱による発汗により失われた水分を、効率よく補給してくれます。2日目に飲んでいましたが、めちゃくちゃ美味しく感じました。べたつかない、ほのかな甘みが心地良かったです。(OS1についてもっと知りたい方はこちらの公式HPへ)
・水筒
必需品です。台所へ立つことも極力避けたいとき、効力が最大に発揮されます。上記でご紹介したOS1を水筒に入れておけば、体力を消耗することなく水分を補給できます。家にスポーツドリンク対応の水筒がない場合は、今後のためにも1つ用意があるといいかもしれません。
▼どうしようもないときに使いたい薬
私は記録の為に薬を使わずに過ごしましたが、どうしようもなく辛いときは薬を頼るべきだと思います。
コロナワクチンの副反応に対する薬として、ロキソニンとカロナールの使用が世間一般的に有名かと思います。
どちらがいいのかという疑問が浮かびますが、その疑問に対し、ふかつ泌尿科・皮ふ科クリニックさんはこのように答えています。
接種者からの質問で最も多いのは、「カロナール(アセトアミノフェンの商品名)はあまり効かないので、ロキソニン(ロキソファノンの商品名)で良いですか?」です。私は「ロキソニンで良いです」と答えます。
次に多いのは「飲み慣れている解熱鎮痛剤は有りません」です。私はロキソニンではなく、カロナールを処方します。
以前のブログでお話ししましたが、ロキソニンはカロナールより、切れ味が鋭く効果が高いことが多いですが、消化器障害、腎機能障害などの副作用が起こることがあります。
カロナールは比較的副作用が少なく、慢性疼痛に対して定期的に内服することがありますが、ロキソニンは頓用です。
また、ロキソニンは喘息を引き起こすこともあるので、解熱鎮痛剤を飲み慣れていない方には、やはりカロナールを処方します☺️。
―――「コロナワクチン副反応理療にロキソニンではなくカロナール処方しています。」:ふかつ泌尿器科・皮ふ科クリニック
まとめると、飲みなれている解熱鎮痛剤の無い方は、負担の少ないカロナールを、薬を飲みなれて効果を求める方はロキソニンを、ということだそうです。
以上、個人的に用意しておいた方がよいと思うものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。ワクチン接種に際して、副反応が起こる確率は、低くありません。とくに若い方は、その反応が強く出易い傾向にあります。(私周囲の方々も、年齢の低い方の方が、症状が大きいようでした。)
これからワクチン接種を検討される方は、そのメリット・デメリットをよく考え、接種をされる際は、これでもかと下準備を整えることを強くお勧めいたします。
2回目を打つときは、より万全の態勢で挑みたいと思います。