今回は、「食べられる紙」についてご紹介をいたします。
「食べられるメモって・・・なに・・・?」
今回この記事で扱う食べられるメモ、「紙姫」は、「大喜利印刷」というプロジェクトより誕生しました。「大喜利印刷」とは、全日本印刷工業組合連合会の組織した実験的クリエイティブユニット 1)公式Twitterより。https://twitter.com/oogiri_insatsuで、SNS上に流れる様々なニーズに応えたプロダクトを考案するプロジェクトです。
今回ニーズとして取り上げられたのが、きさぎす(@kisagisu_a1ka1)さんの、「腹減りすぎて授業中めっちゃ腹鳴るwwwwwwwwwwwwwwwwww」というつぶやきです。
この悩み、かなり多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。教室が静まり返ったときに限って、鳴ったりするんですよね。
制作を行ったアインズ株式会社は、以下のようにコメントを残しています。
会議中や授業中・・・お腹が鳴りそうだけど、鳴ったら恥ずかしい!そんな時に「紙姫」このメモ帳を使えば、開くだけで約97dB(当社調べ)の音がお腹の音をかき消します。さらにメモの紙は食べることが可能で、付属のペンはコーヒー味。だれもが一度は直面する、「腹鳴り」の悩みのツイートから考案しました。
メモを食べることによって、お腹の音を消し去るとは、なんともユニークな発想です。
また、ペンにコーヒーの味がついているという点からは、製作者のやさしさが伝わってきます。
という疑問がわきますが、「ウエハーペーパー」という食べられる紙が使われており、食べても全く問題がないそうです。
ボンタンアメのフィルムみたいな感じですかね?
この「紙姫」食べられる部分以外は、廃材の片面段ボールが使用されています。昨今のSDGsに合った環境にやさしい仕様ですね。
実際に食べているシーン
こう、動画を見てみると、音が鳴っているばかりか、おもむろにメモ帳を食べだす様は、とても異様に思えますね(笑)
でもちょっと実際に食べてみたいかも?
実際に「紙姫」は販売されておりませんが、ウエハーペーパーで検索すると、以下のような商品が見つかりました。
追記
4月1日より、予約販売限定でホンモノの紙姫が販売開始しました!
オレンジ、いちご、カレー、バニラの4種のフレーバーがあり、その名も「食べられるメモ帳 kamihime」というそうです。
どの色も可愛いらしい見た目で、とても食欲をそそりますね!(?)
公式販売サイトには、「紙姫シリーズ第1弾として、」という文言がついていたので、これから第2弾、第3弾とシリーズ化されていくのかもしれませんね!
最後に
それにしても実際に商品化されるとは、驚きました。
さすがに職場では難しいですが、もしも私がまだ大学生だったら、ゆるい講義中に友人に披露したいですね(笑)
脚注
↑1 | 公式Twitterより。https://twitter.com/oogiri_insatsu |
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